2010年04月27日

~術後のリスク確認~
手術直後から数回確認されたのが、顔が動くかどうか。
今回の腫瘍は顔の右側にできた。
最悪、右側の顔面麻痺が考えられた。
この手術が難しいのは顔面神経をよけながら行わなければならないから。
(事前のリスク説明)
・右耳上部は結構な確率で違和感が生じる。その違和感は治るというより
 慣れる。
・そして、腫瘍の位置などによっては一部顔面麻痺が出る。

~リスクに対する結果~
100点満点と言って良いほどリスクを回避しました。
・覚悟をしていた、右耳上部の違和感がまったく無い。
・もちろん、顔面麻痺も全く無い。
・腫瘍があった近辺は、現在でも感覚が鈍かったりするが、これも時間の
 問題とのこと。

~術後~
術後が入院で一番辛かった。
辛いといっても、手術した部分が痛いとかでは無い。
1.喉がいがいがして渇く。
 全身麻酔の際、気管挿管で喉にダメージを与え酸素マスクで喉が渇く。
 なにより、朝9時から飲み物を飲んでいない。
2.腰が痛い。
 点滴や心電図、おしっこの管などいろいろ取り付けられたまま一晩を明かす。
 寝返りができないから腰も痛いし眠れない。
3.病室が暑い。
 退院まじかには体が慣れたのでよかったが、常時30度の病室は入院2日目では
 慣れておらず暑くて仕方ない。
この状態で手術の翌日昼前まで続く。これが一番辛かったです。
ちなみに、手術した部分の痛みはまったく無かった。


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いわどうiwadou at 13:06│耳下腺腫瘍 │
(スケジュール)
03:00 目が覚める。(同室住人のイビキで以後眠られない)
08:00 朝食抜き。お茶で凌ぐ。
09:00 診察。手術決行の旨伝えられると同時に最大のリスクである
    顔面麻痺の可能性を再度確認。
10:00 家族到着。
10:30 手術着に着替え、点滴開始。
13:00 歩いて手術室へ移動。
13:05 担当する麻酔科のメンバーが挨拶
    (コンタクトを外しているのでまったく見えない)
13:10 麻酔注入開始
  ~手術~
15:30 目が覚めベッドのまま病室へ戻る(酸素吸入継続)
※以降、ここから長い夜が始まる

~手術室~
患者は、コンタクトはもちろん場合によっては髭もそる。
手術着以外は生まれたままの格好で入室しなければならない。
詳しくは聞かなかったが、これも事故を防ぐ目的なんだろう。
おかげで、まったく目が見えず、ただ見えないんだか、
麻酔で見えないんだか、判別不可能。

手術室到着から麻酔で眠るまでの流れがお見事。
物の5分程度で意識を奪われた。
<流れ>
・挨拶もそこそこ、手術台に仰向けで寝る。
・タオルケットが掛けられ、全部脱ぐ。
・麻酔を注入するという発言の後、あっという間に意識断絶。

~全身麻酔~
人生初めての経験。
本当に痛くも痒くも無いまま手術が終わる。
点滴から麻酔薬に差し替えて薬が体に入る瞬間、シュワシュワした感じ
を針先から感じた。イメージは炭酸飲料を注入されたような感じ。
会社の人で最近、全身麻酔を受けた人の感想は「眠る瞬間気持ちいいよ!」
ということを聞いてた。
へそ曲がりな私は、全身麻酔に対抗すべく眠らないように目をパチクリ
させていたが、そんなことはお構いなく、眠る瞬間の気持ちよさも感じれらず
意識が飛んだ。

~手術~
上記のとおり、まったく記憶が無い。
実際、執刀医とは手術室では会って無い。
聞いていた手術時間よりも、2時間くらい早く終わった。
目が覚めて私がまずしたことは、腕時計のジェスチャー。
とにかく時間が気になった。そしたら、15時過ぎ。
時間的に早く終わったので成功したんだろうと判断。

つづく


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いわどうiwadou at 12:41│耳下腺腫瘍 │

2010年04月26日

入院1日目<手術前日>
(スケジュール)
10:30 病院着
10:45 オリエンテーション(看護師+私+妻)
12:00 昼食(入院後初の食事)
13:00 院内の床屋で散髪
15:00 入浴(術前最後)
16:00 麻酔科にて診察
18:00 夕食(術前最後の食事)
21:00 就寝
(指示)
・21:00以降絶食
・翌日9:00以降絶飲

手術の前日に入院する意味は、食事管理を中心に体調管理。
特に食事。全身麻酔は胃を空っぽにしないといけない。
逆流して気管に入ったら大事らしい。

~麻酔科の診察~
人生初めて麻酔科というものと向き合う。
そもそも、麻酔という分類だけの科があることすら知らなかった。
担当は女医さんでした。年齢は同い年位でしょうか。

衝撃を受けたのは、なぜ麻酔薬を注入すると麻酔たる作用が
人間に及ぼすのか100%判明していないらしいという事。

まず、「歯」についての問診。
全身麻酔では自分で呼吸できないので、
気管挿管(気管に管を入れて)にて人工呼吸を行う。
その作業で口をあけるのに、金属の道具を使う。
その際に弱い歯があると、欠けたりする場合があるので
あらかじめ確認。歯が欠けること自体、医療事故に繋がり
欠けた歯が気管に入ったりしたらこれまた大事らしい。

あとは、口がどのくらい開くかチェックし質問タイム。

唯一質問したのが・・・
気管挿管の際、「おぇっ~」てならないか?という稚拙な質問。
私は、そういうことを考えただけで「おぇっ~」となる。
以前、歯医者で歯の型をとるときも「おぇっ~」の連発。
回答は、ほとんど意識がないから大丈夫!とのことでした。


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いわどうiwadou at 12:34│耳下腺腫瘍 │

2010年04月24日

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上記の画像は、クリニカルパスといわれる入院計画書です。
今回私の行った病院では、こんなカラフルで見やすいものではありませんでした。
似たような日程で見やすいクリニカルパスをHP上で公開しているところから拝借しました。
 
ホームページで調べると、
・手術後退院させて、抜糸は外来で
・抜糸まで入院
の二つのパターンに分かれるようです。
今回私は、後者でした。どっちが良い悪いは無いと思いますし
患者がそれを選択することもできないでしょう。
 
今回の手術と入院。小心者の私ですが、自分でも驚くほど
不安も緊張もありませんでした。
もちろん、手術の直前は若干緊張はありましたが
それも大した緊張ではなかったです。
 
不謹慎ですが、むしろ楽しんで手術入院の臨んだ気がします。
 
まず、手術は、全身麻酔です。
意識が無いので痛みも無い。そして、自分でどうすることもできないので
がんばりようも無い。されるがままなのです。
なので、いろいろ考えても仕方ない。
よって、手術に対する不安も生まれない。
はっきり言えば、患者が考えたってなにも始まらない。

そして、入院。
私は、社会人になってすぐに腰のヘルニアで2回ほど入院する羽目になりました。
ヘルニアは辛いです。急に発生して、病院送りで即入院。四六時中、激痛と闘います。 

いつ痛みが引いて、いつ退院できるかわかりません。実際、最長3週間入院しました。 

反面、今回は計画的かつ1週間ちょっと。病気自体の苦痛は無い。
入院日が決まっているので、仕事もそれに向けて片付けられる。

あとは、社会人になるとなかなかできない3食上げ膳据え膳で昼寝付きの生活。
ベッドで寝るのが仕事みたいなものなのでこんな幸せな生活は無い。
金があれば、特別室で何不自由なくもっと豪華な入院生活も・・・(自分は無理ですが) 

ん~かなり不謹慎な事を書いていますが、そこまでポジティブに考えたほうが人生楽しいです。

もちろん、何事も無く健康に入院せず暮らせたほうが一番良いけど。
病気になったんだから、与えられた障害程度は楽しまないと!

実際の手術と入院生活については後ほどまとめますが、
結論から言うと、手術はなんてこと無かったし、入院は暇なくらい楽でした。

もし、この病気で手術や入院を控えている人がいれば
「心配無用です。入院期間をいかに楽しむか考えてください」とお伝えしたいです。 


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いわどうiwadou at 21:03│耳下腺腫瘍 │

2010年04月23日

大事なことを一つ。
耳下腺腫瘍ってどの診療科だと思いますか?
いや、この病名が分かれば驚きも少ないと思いますが、
「耳鼻咽喉科」です。耳鼻科です。

耳下腺腫瘍の摘出手術は、難しい手術の部類に入るそうです。
前回にも書いたように、顔面神経を除けながら摘出するからなのでしょう。
私は、盛岡市内でも大きい部類にはいる総合病院で受診しましたが、
そこでは手術はできず、県内でも1、2位の置大きさを誇る病院に紹介されて
手術しました。紹介状が無いと時間が掛かったりするような病院です。

なので、この病気に疑いがある方は、自分で通える中でも一番大きい病院を受診する。

紹介状が必須であれば、最寄の耳鼻科の病院で紹介状を書いてもらうのがよいでしょう。

中規模病院では手術は不可能なので手間と費用を抑えるには大きい病院に掛かることを

念頭に行動すべきです。


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いわどうiwadou at 21:38│耳下腺腫瘍 │